{"title":"上田 万里子","description":"\u003cp\u003e高浜焼\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e高浜焼は、天草西海岸の白浜が広がる高浜に窯を構える窯元です。\u003cbr\u003eそのものづくりの背景には、16世紀中頃から続く天草陶石の採掘があります。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e天草陶石は、有田焼や伊万里焼、三川内焼など、日本を代表する磁器の主原料として古くから用いられてきました。\u003cbr\u003e江戸時代には平賀源内が「陶器土、天下無双の上品に御座候」と称賛したと伝えられるほど、白く透明感のある美しい磁肌を生み出すことが特徴です。また、一種類の陶石だけで磁器の原料となる、非常に珍しい陶石でもあります。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e1762年（宝暦12年）、上田家六代目・上田伝五右衛門が肥前より陶工を招き、高浜・皿山に窯を開いたのが高浜焼の始まりです。\u003cbr\u003e以来、時代とともに技術を受け継ぎながら、天草陶石ならではの白さを生かした磁器をつくり続けてきました。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e現在は、天草陶石の中でも特に上質で、鉄分をほとんど含まない原石を使用。\u003cbr\u003e白く硬質で、透明感のある磁器に仕上げています。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e素材そのものが持つ美しさを大切にしながら、日々の暮らしに馴染む、シンプルで使い勝手の良い器づくりを心がけています。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e海松紋\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e現在、高浜焼を象徴する文様のひとつとなっている「海松紋（みるもん）」。\u003cbr\u003e海に生える海藻「海松」をモチーフにした、日本に古くから伝わる文様です。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e高浜焼では、1820年頃に焼かれた器にこの海松紋が描かれており、その意匠をもとに2007年頃、復刻シリーズとして蘇らせました。現在では、高浜焼を代表する文様としてさまざまな器に描かれています。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e海松紋は古くから神事や節目の祝い事に用いられ、平安時代には皇族や貴族の装束にも取り入れられてきました。\u003cbr\u003e海の中でふさふさと枝を広げる姿から、繁栄や長寿を願う縁起の良い文様としても親しまれてきたといわれています。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e天草の海を身近に感じる高浜の地で、約200年前に描かれていた海の文様。\u003cbr\u003eその意匠を、現代の暮らしの器へと受け継いでいます。\u003c\/p\u003e","products":[],"url":"https:\/\/global.kyoto-nokaze.com\/zh-tw\/collections\/ueda-mariko.oembed","provider":"Kyoto nokaze Global","version":"1.0","type":"link"}