染付(そめつけ)
白磁の素地に呉須(コバルト)で文様を描き、透明釉をかけて焼成した青白磁。有田・波佐見を代表とし、日本磁器を世界に広めた技法。

染付に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 染付(そめつけ)とはどのような技法ですか?どのような素材で描かれているのですか?
染付とは、白い磁器の素地に「呉須(ごす)」と呼ばれるコバルトを含む鉱物の絵の具で絵柄を描き、その上から透明な釉薬(ガラス質)をかけて高温で焼き上げる下絵付け技法です。焼き上がると、呉須で描かれた部分は鮮やかな藍色(ブルー)に発色し、白磁の白との美しいコントラストが生まれます。中国の「青花(せいか)」に起源を持ち、日本では17世紀初頭に有田(佐賀県)で磁器の生産が始まるとともに急速に発展し、伊万里焼や波佐見焼などの代表的なスタイルとして定着しました。
Q2. 染付の器にはどのような魅力がありますか?「上絵付け(赤絵など)」との違いは何ですか?
最大の魅力は、「料理を引き立てる清々しい美しさと、日常使いに耐える高い実用性」です。ガラス層の「下」に絵の具が閉じ込められている「下絵付け」のため、表面はツルツルとして滑らかで、長年洗っても絵柄が剥がれたり色褪せたりすることがありません。食洗機や電子レンジにも強く、非常に衛生的です。また、赤や金などを使う「上絵付け(色絵・赤絵)」の華やかさに比べ、染付は藍色一色の濃淡(濃淡:ダミ技法など)で表現されるため、素朴ながらも深みがあり、どんな料理を盛り付けても美しく映える懐の深さを持っています。
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