手捻り(てびねり)
轆轤を使わず、手だけで粘土を成形する技法。歪みや凹凸が生まれ、侘びの美意識に通じる温かみと個性が宿る。

手捻り(てびねり)に関するよくある質問
Q1. 手びねりとはどのような技法ですか?電動ろくろとの違いは何ですか?
手びねりとは、ろくろを使わずに、手や簡単な道具だけを使って土の形を整える伝統的な陶芸技法です。機械的な回転を利用して均一で滑らかな丸い器を作る「電動ろくろ」に対し、「手びねり」は粘土を紐状にして積み上げたり、塊から削り出したりして作ります。形を自由に変えられるため、四角い皿や動物の置物など、丸以外の造形も可能です。
Q2. 手びねりの作品にはどのような魅力や特徴がありますか?
一番の魅力は、「手仕事の温かみと唯一無二の歪み」です。職人や作り手の指の跡(指跡)やヘラ目がそのまま器の表面に残るため、素朴で力強い表情が生まれます。完璧な対称ではない「不完全な美(わびさび)」を感じられる一点ものの器になるのが特徴です。