中皿・取り皿の選び方|五寸・六寸の使い分け

大皿でもなく、豆皿でもない。五寸と六寸の皿は、和食器のなかでいちばん出番が多い大きさです。取り皿になり、一人分の副菜が載り、朝のトーストにも足ります。
ここでは五寸と六寸の使い分け、何枚あればいいか、形で何が変わるかを整理します。
五寸か、六寸か
和食器は寸(すん)で測ります。1寸は3.03cmなので、五寸の皿は直径15cmほど。中皿と呼ばれるのは、おおむね四寸半から六寸までです。
| 寸 | 直径 | 盛るもの |
|---|---|---|
| 四寸半 | 約13.5cm | 取り皿のいちばん小さいところ。漬物と箸休め、ケーキ一切れ |
| 五寸 | 約15cm | 取り皿の標準。副菜、朝のトースト、切った果物 |
| 六寸 | 約18cm | 主菜の手前。パスタの取り分け、カレーの小盛り、焼き菓子 |
| 七寸 | 約21cm | ここから大皿。一人分の主菜が収まる |
様々なサイズがありますが、まずどのサイズから集めていこうかと迷ったら五寸がおすすめです。取り皿として使えて、一人分の副菜も載り、食器棚でも場所を取りません。六寸は「主菜には少し小さく、副菜には少し大きい」境目なので、五寸を先に揃えてから足すほうが失敗しません。寸とcmの対応は換算表に、七寸より上は大皿の記事にまとめました。
このサイズの取り皿は、何枚あればいいか
結論から書くと、同じ皿を四枚ではなく、違う皿を四枚用意できると食卓にあそびが出て、使い勝手も良くなります。
取り皿は家族それぞれの手元に置くものなので、揃っていなくても食卓のバランスを崩しません。むしろ一枚ずつ違うほうが、誰の皿かが分かりやすい。割れたときに一枚だけ買い足せるのも、揃いで買わない利点です。
| 枚数 | まかなえるもの |
|---|---|
| 五寸を二枚 | 二人分の取り皿。朝食の皿を兼ねる |
| 五寸を四枚 | 四人の食卓。副菜を一人ずつに分ける |
| 五寸四枚+六寸二枚 | 来客のある家。六寸は取り分け用に回す |
中皿の価格は作家によって価格が異なり、価格の幅がありますが、その分選ぶ楽しみがあります。大皿に比べると価格は下がるので、一枚ずつ違う作り手から選んでも、この枚数なら無理なく揃います。
形で変わる、載せられるもの
同じ五寸でも、縁の立ち方と形で働きが変わります。
- 丸皿(平皿) 面がぜんぶ使えます。汁気のないものに向き、盛り付けの自由度がいちばん高い
- リム皿 縁に平らな枠がある形。枠が余白になるので、少量でも様になります。汁気も少し受けられる
- 輪花・稜花 縁を花びら状に切り込んだ形。切れ込みに釉が溜まって濃くなり、無地でも表情が出ます
- 八角・隅切り 角のある形。丸皿ばかりの食卓に一枚混ぜると、輪郭が締まります
- 楕円 焼き魚や細長いもの。丸皿より場所を取らないので、食卓が狭いときに効きます
絵のある皿は、取り皿でこそ効く
大皿に絵が描いてあると、料理と絵がぶつかることがあります。中皿はそこが違います。取り皿は料理が少量なので、絵が見えたまま使える。
藍一色で描く染付は、どんな料理とも喧嘩しません。釉の上に色を重ねる上絵付けは、白い飯と並べたときに映えます。無地の皿を二枚と、絵のある皿を二枚。この配分なら、食卓が賑やかになりすぎません。
絵柄の意味を知って選びたいときは絵付けの意味の記事が役に立ちます。鶴亀や松竹梅は祝いの席に、草花は季節に合わせて使い分けられます。

大皿・豆皿と、どう組むか
和食器の食卓は、大きさの違う皿を並べて組み立てます。中皿はそのまんなかにいるので、先に中皿を決めると、上下が決まります。
中皿が五寸の白なら、大皿は七寸か八寸で色のあるものを一枚。豆皿は逆に、小さくて絵のあるものを三枚。この三段で食卓はひととおり回ります。買う順番は和食器の揃え方に詳しくまとめました。
電子レンジや食洗機を使うかどうかは、作り手によって変わります。中皿は使用頻度が高いぶん、ここを確認してから買うと後が楽です。判断のしかたは見分け方の記事に、作家73名の回答としてまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてください。

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全国の50人以上の作家による中皿を選ぶことができます。取り皿は揃えなくていい器なので、気に入った一枚ずつを足していってください。中皿にこそ選ぶ楽しみがあります。
中皿を見るFAQ
中皿は何寸を買えばいいですか
取り皿は何枚あればいいですか
中皿はいくらくらいしますか
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