常滑焼まつり2026|60周年を迎える作り手と出会うまつり

常滑焼まつりは、2026年10月3日(土)・4日(日)に、愛知県常滑市の3会場で開かれる祭りです。今年で第60回。前回の来場者はおよそ11万人でした。

会場は1か所ではなく、性格の違う3つに分かれて、大規模に開催される秋の陶器まつりの一つです。買う場所、歩く場所、茶を飲む場所。様々な楽しみを一度に味わえます。

この記事は、3会場をどのよう移動するか、常滑焼まつりを楽しむコツをまとめます。常滑焼については、常滑急須に、全国の日程は陶器市カレンダーにまとめてありますので、ぜひ参考にして下さい。

会場マップ・出店者・交通案内は、決まり次第 順次発表されます。出発前に必ず公式サイトでご確認ください。

2026年の日程

日 時間 この日だけのこと
10月3日(土) 9:00〜20:00 18:00から常滑市民花火大会
10月4日(日) 9:00〜16:00 器を選ぶならこの日の午前

初日は20時までと長く、常滑市民花火大会が同時に行われます。秋に涼しい夜空を見上げながら、見ることのできる花火は格別です。2日目は16時で終わるので、午後から動くつもりなら初日のほうが余裕があります。

逆に、器をゆっくり選びたいなら2日目の午前がおすすめです。花火目当ての人が初日に集中するぶん、日曜の朝はゆっくり選ぶことができます。

常滑焼まつり3つの会場の特徴

常滑焼まつりは大きく3会場に分かれます。そして、3会場は近くありません。そのため、どのようにまわるかを設計しておくことが重要です。全部回るつもりで来ると、移動だけで一日が終わってしまいます。

会場 性格 向いている人
ボートレースとこなめ やきもの大即売市、常滑作家ブース、フードラウンジ、セミナー 買いものが目的。まつりのメイン会場
やきもの散歩道 個性的な店をめぐりながら歩く 土管坂や煙突の風景を見ながら、ゆったり買い物
セラモール アウトドア茶会 器を使うという観点で知識をつけながら、楽しみたい

買いものがメインの場合は、迷わずボートレースとこなめです。大即売市と作家ブースがここに集まっています。「常滑作家ブース」があるのが特徴で、窯元の量産品だけでなく、個人の作り手の一点ものに会えます。

やきもの散歩道は、まつりの会場というより常滑の街そのものです。坂道に土管と焼酎瓶が埋め込まれた「土管坂」、レンガの煙突、窯の跡。会期でなくても歩ける場所ですが、まつりの日は店も多く、普段とは違う楽しみを味わえます。

セラモールのアウトドア茶会は、買いものではなく、常滑焼を使う、知識を得ることができる会場です。外で茶を飲む催しが開催されます。器を「選ぶ」のではなく「使う」時間を持ちたい人向けです。

常滑焼まつりのアクセス

手段 ルート
電車 名鉄常滑線 常滑駅。やきもの散歩道へは駅から徒歩圏
飛行機 中部国際空港セントレアから名鉄で2駅
車 知多横断道路 りんくうIC ほか。駐車場に限りがあります

常滑は空港のとなりの町です。中部国際空港から名鉄で2駅。この立地の陶器市はほかにありません。旅程の前後に組み込みやすい産地です。

一方で、アクセスが良いことで、シャトルバスはなく、3会場の間のシャトルバスもありません。そのため、3会場をどのように回るかの事前調査が重要です。セラモールだけ少し遠いので、3会場回りたいが愛は、車移動の時間を踏まえた日程を勘がておくのが良いでしょう。

交通規制については、公式サイトに交通規制の記載は出ていません。ただし花火大会がある初日の夕方以降は、周辺の道と駅が混みます。規制の有無と範囲は直前に公式で確認してください。

花火の日をどう扱うか

初日の18時から、常滑市民花火大会があります。有料観覧席もあります。そのため、9:00から20:00まで、1日中、器を見てから食べて、そのまま花火という一日が組めます

一方で、夕方から人の目的が「花火」に変わります。帰りの電車と道路は花火の解散時間に集中しますので、混むこと間違いありません。

器が目当てなら、初日の午前中に買い物を終えてしまうのが良いでしょう。

常滑という産地について

常滑は日本六古窯のひとつです。平安時代末から続き、六古窯の中でもっとも規模が大きかった産地とされます。

中世には山の斜面に穴窯を築き、大きな甕や壺を焼いて船で全国に運びました。近代には土管とタイル。常滑は一貫して「大量に、実用のものを作る」産地でした。やきもの散歩道の土管坂は、その名残です。

そしていま、常滑の名前を世界に知らせているのが朱泥の急須です。

朱泥は釉薬をかけません。鉄分を多く含む常滑の土をそのまま焼き締め、磨いて仕上げます。この無釉の内側が茶の渋みをやわらげると言われ、常滑急須が「お茶が美味しくなる急須」と呼ばれる理由になっています。詳しくは常滑急須にまとめておりますので、ぜひご覧ください。

常滑焼まつりの回り方

  • ① ボートレースとこなめで買い物を楽しむ メインの大即売市と作家ブースをまず楽しみます。
  • ② 常滑作家ブースを先に見る 一点ものは、一点しかないので、早めにみて、気に入ったものを手に取る方が良い出会いができますので、まずは作家ブースを見ます。
  • ③ 荷物を置いてから散歩道へ 買い物が終わったら、車に荷物を置ける場合は荷物を置いて、散歩道をゆったり散歩します。雰囲気のある空間でゆったり出会いを見つけることができます。
  • ④ 時間が残ればセラモール セラモールは少し遠いので、茶会は「余裕があれば」の位置づけで日程を組んでも良いでしょう。

陶器市の持ち物のおすすめ

  • 現金 屋外のブースは現金のみのことがありますので、ご持参ください。
  • リュック シャトルがないぶん歩きます。買い物したものを入れやすいように、リュックがあると散歩がしやすいです。
  • 新聞紙かタオル 急須は注ぎ口と蓋のつまみが欠けやすい部分です。梱包してくれますが、簡易な場合もあるので、気になる方は包むものがあると安心です。
  • 歩きやすい靴 やきもの散歩道は坂と細い路地です。しっかり歩ける靴と服装で参戦ください。
  • 羽織るもの 10月初旬の海沿い。夕方から冷えます。花火まで残るなら必須です。防寒対策をお忘れなく。

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となりの産地

陶器市に行く前に

会期に行けない日も

常滑焼まつりは年に2日だけです。その日に行けなくても、全国の作家がひとつずつ手でつくった器を、産地から直接お届けしています。作り手の名前がついているので、どんな人が作ったのかまで辿れます。

作家の器を見る

FAQ

常滑焼まつりに会場間のシャトルバスはありますか?
ありません。公式は「駐車場に限りがあるため、できる限り公共交通機関でお越しください」と案内しており、ボートレースとこなめ・やきもの散歩道・セラモールの3会場を結ぶ送迎はありません。買うのが目的なら1会場に絞るか、常滑駅を起点に電車と徒歩で組むのが現実的です。
常滑焼まつりはどの日のどの時間が狙い目ですか?
器をゆっくり選びたいなら2日目(10月4日)の午前です。初日は18時から常滑市民花火大会があるため、花火目当ての人が集中します。逆に初日は9:00〜20:00と11時間と長く、午後から動くなら初日のほうが余裕があります。2日目は16時で終了です。
常滑焼まつりの3会場はどう違いますか?
ボートレースとこなめが買う場で、やきもの大即売市と常滑作家ブースがここに集まります。やきもの散歩道は土管坂や煙突を見ながら歩く場所で、セラモールはアウトドア茶会です。器を買うのが目的なら、ボートレースとこなめだけで十分に成立します。

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