波佐見焼 中尾山秋陶めぐり2026|煙突の集落を歩いて回る

波佐見焼 中尾山秋陶めぐりは、2026年10月24日(土)・25日(日)に、長崎県波佐見町の中尾山で開かれます。やきものの町・波佐見町の中でも多くの窯元が残る中尾山。いくつものレンガ造りの煙突がある町並みは、初めて訪れる人にもどこか懐かしさを感じさせます。
時間は9時から17時まで。入場は無料です。
波佐見の陶器市というと、ゴールデンウィークのやきもの公園を思い浮かべる方が多いはずです。春は第68回を数える大規模な市です。一方、秋陶めぐりは、まったく別の催しです。会場はやきもの公園ではなく、中尾山という一つの集落。レンガの煙突が並ぶ町並みを歩きながら、窯元をひとつずつ訪ねます。
この記事の日程は現在出ている情報をもとにしています。出発前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
波佐見焼 中尾山秋陶めぐり2026の日程
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会期 | 2026年10月24日(土)・25日(日) |
| 時間 | 9:00〜17:00 |
| 会場 | 中尾山一帯(中尾山交流館) |
開催時間は2日間だけです。ただし1つの集落を歩く規模なので、半日あれば回れます。
春の桜陶祭との違い
中尾山では、春にも「桜陶祭(おうとうさい)」という催しがあります。同じ集落で開かれますが、雰囲気が違います。
| 項目 | 春・桜陶祭 | 秋・秋陶めぐり |
|---|---|---|
| 時期 | 桜の季節 | 10月下旬 |
| 雰囲気 | 花見と重なり、にぎやか | しっとりと落ち着いている |
| 主題 | 桜と器 | 食と器 |
秋陶めぐりは「食と器」をテーマにした2日間です。器を見るだけでなく、それを使う場面まで含めて体験する構成になっています。
中尾山という場所
波佐見町のなかでも、中尾山はとくに多くの窯元が残る地区です。
集落に入ると、まず目に入るのがレンガ造りの煙突です。かつて登り窯の煙を出していたもので、いまも何本も立っています。初めて訪れた人にもどこか懐かしさを感じさせる町並みと評されるのは、この風景によります。
中尾山には、かつて世界最大級といわれた登り窯の跡もあります。登り窯は斜面に沿って部屋を連ねた窯で、波佐見が大量生産の産地になれた技術的な土台です。
窯元は歩ける範囲に集まっています。車で移動する必要はありません。中尾山交流館を起点にすれば、そこから徒歩で回れます。
アクセス
| 手段 | ルート |
|---|---|
| 車(佐世保方面) | 波佐見有田ICから約15分 |
| 車(嘆野方面) | 嘆野ICから約20分 |
| 電車 | JR佐世保線 有田駅または三河内駅から車 |
波佐見町には鉄道が通っていません。最寄り駅からは車になります。レンタカーかタクシーを前提に計画してください。
駐車場は陶郷中尾山ゲート横の永田駐車場、中尾山交流館駐車場、中尾山グラウンドが使えます。集落の規模に対して用意されている台数なので、午前中の早い時間に入るのが確実です。
今の所、公式に交通規制の記載は出ていません。集落の道は広くないので、路上駐車は避けて指定の駐車場を使ってください。運用は年ごとに変わります。直前に最新の案内で確認してください。ここでは断定しません。
波佐見焼という器について
波佐見焼は磁器です。土ではなく、陶石という石を砕いて作ります。だから薄くて軽く、硬く、白い。
そして波佐見の歴史は、「安く、たくさん、良いものを」という一点に集約されます。江戸時代、庶民が日常的に使える磁器を大量に作った産地です。「くらわんか碗」と呼ばれる厚手の茶碗は、船から船へ食べ物を売る商人が使った器で、割れても惜しくない値段で流通しました。
この性格はいまも変わっていません。波佐見の器がいまも「使いやすい」「値ごろ」と評価されるのは、400年前からそこを目指してきた産地だからです。
波佐見の代表的な絵付けは染付です。呉須という青い顔料で釉薬の下に絵を描き、その上から透明釉をかけて焼きます。藍一色なのに、濃淡だけで表情が変わります。
産地の全体像は波佐見焼に、隣の有田との違いは有田焼にまとめています。
波佐見焼 中尾山秋陶めぐりの回り方
- ① 中尾山交流館を起点に回る 駐車場があり、集落の地図も手に入ります。ここを中心に街を一周お楽しみいただけます。
- ② 煙突を見上げながら歩く 窯元が集まる集落。それゆえ、煙突など、他の集落にはない街並みを見ることができます。街並みを見ながら散布する楽しみもあります。
- ③ 窯元をひとつずつ訪ねる 歩ける範囲に多くの窯元があります。同じ波佐見焼でも、窯元ごとに特徴がありますので、比較してお楽しみいただけます。
- ④ 食の催しに寄る 秋のテーマは食事と器。波佐見の器で食を楽しむことができるのも醍醐味の一つです。
陶器市の持ち物のおすすめ
- 現金 窯元は現金のみのことがありますので、必ずご持参ください。
- 新聞紙かタオル 磁器は比較的頑丈ですが、梱包が簡易の場合もありますので、不安な方は緩衝になるものをご持参ください。
- 歩きやすい靴 集落は坂になっていますので、歩きやすい靴がおすすめです。
- 羽織るもの 10月下旬ですが、朝晩は冷えます。羽織ものが1枚あってもいいでしょう。
- 大きめの袋 波佐見は値ごろなので、思ったより数を買うことになる可能性もあります。購入した器を入れられる袋を用意しましょう。
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会期に行けない日も
会期は年に2日だけです。その日に行けなくても、全国の作家がひとつずつ手でつくった器を、産地から直接お届けしています。作り手の名前がついているので、どんな人が作ったのかまで辿れます。
作家の器を見るFAQ
中尾山秋陶めぐりはいつ開かれますか。
秋陶めぐりと春の陶器まつりはどう違いますか。
中尾山へは電車で行けますか。
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