刷毛目
刷毛目(はけめ)とは、白化粧土を粗い刷毛で塗り、勢いのある刷毛の跡をそのまま景色として残す装飾技法です。朝鮮由来の技術で、唐津焼や民陶に多く見られます。粉引(こひき)・三島(みしま)と並ぶ化粧土装飾のひとつで、刷毛の動きがそのまま器の表情となり、一枚ごとにのびやかで手仕事らしいリズムが宿ります。

刷毛目に関するよくある質問
Q1. 刷毛目と粉引はどう違うのですか?
どちらも白化粧土を使いますが、刷毛目は刷毛の跡をあえて残す技法、粉引は全体を均一に白く覆う技法です。刷毛目のほうが動きのある表情になります。
Q2. 刷毛目の器は使ううちに変化しますか?
はい。化粧土や貫入に茶渋や油分が少しずつ染み込み、使い込むほど風合いが深まります。この「育つ」変化も刷毛目の楽しみのひとつです。