清水焼の郷まつり2026|KYOPOに生まれ変わる第50回

清水焼の郷まつりは、2026年10月16日(金)から18日(日)まで、京都市山科区の清水焼団地一帯で開かれる祭りです。今年で第50回。この節目に、まつりの名前が「KYOPO(キョポ)」へと生まれ変わります。
京都の陶磁器の作り手と窯元、卸、小売が団地ごと店を開く三日間です。陶磁器のブースは100を超えます。京都駅からバスで20分ほど。市内観光の合間に組み込める、数少ない都市型の陶器市です。
この記事は、KYOPOの日程とアクセス、そして限られた時間でどう回るかをまとめます。京焼・清水焼そのものについては京焼・清水焼に、全国の日程は陶器市カレンダーにまとめてありますので、あわせてご覧ください。会期以外に京都で器を買う場所は京都で器を買うにまとめています。
陶芸コンペティション、ファミリーワークショップ、出店者一覧は、決まり次第 順次発表されます。出発前に必ず公式サイトでご確認ください。
2026年の日程
| 日 | 時間 | この日の様子 |
|---|---|---|
| 10月16日(金) | 10:00〜17:00 | 平日。品数が最も多く、人は最も少ない |
| 10月17日(土) | 10:00〜17:00 | もっとも賑わう一日 |
| 10月18日(日) | 10:00〜16:00 | 終了が1時間早い。値引きが出ることも |
入場は無料です。雨天決行、荒天中止。
三日間のうち、器をじっくり選びたいなら初日の金曜日です。平日なので人が少なく、棚には一点ものが残っています。土曜は家族連れで賑わい、日曜は16時で終わります。最終日の午後は人気の作り手の棚が空きはじめるので、狙いが決まっている人ほど早い日に行く価値があります。
KYOPOという名前について
第50回を機に、清水焼の郷まつりはKYOPO(Kyoto Pottery Expo)へと名前を改めます。
清水焼団地は、京都の街なかにあった窯元が1960年代に移り住んでできた町です。五条坂の窯の煙が街に出せなくなり、作り手たちが山科の丘へ移りました。まつりはその団地が年に一度、外に向けて開く日として続いてきました。
名前が変わっても、開かれる場所と、売られているものは変わりません。団地に工房と会社を構える人たちが、自分の棚を自分で出す。これがこのまつりの性格です。作り手が店先に立っているので、土や釉薬のことをその場で聞けます。
会場とアクセス
| 手段 | ルート |
|---|---|
| 京都駅から | 会期中の臨時直通バスで約20分 |
| 山科駅から | 京阪バス。会期中は無料循環バスも走ります |
| 四条河原町から | 京阪バス。15分間隔で運行 |
| 車 | 来場者用の駐車場はありません |
会場は京都府京都市山科区川田清水焼団地町。団地一帯がそのまま会場になります。
駐車場がないことだけは、出発前に必ず頭に入れてください。周辺は住宅と工房の町で、路上に停める余地はありません。京都駅からの臨時直通バスが、事実上の正面玄関です。バスについての問い合わせは 075-581-7189 で受け付けています。
京都駅から20分という距離は、陶器市としては破格です。午前にKYOPOで器を選び、午後は市内を歩く。あるいは逆に、朝のうちに東山を回ってから昼に山科へ上がる。一日を丸ごと使わずに済むのが、この陶器市の使いやすさです。
京焼・清水焼という産地について
京焼・清水焼は、ひとつの土やひとつの技法を指す名前ではありません。京都でつくられた焼きもの全体を指す言葉です。
これは京都という土地の事情から来ています。京都には、信楽や有田のような大きな陶土の山がありません。だから京都の作り手は、各地から土を取り寄せ、注文に応じて何でもつくってきました。茶の湯の茶碗、公家の器、寺の供物皿。注文主が多様だったぶん、技法も多様になりました。
その結果、京焼・清水焼は上絵付けを筆頭に、絵付けの細かさで知られる産地になりました。焼き上げた器の釉薬の上に、赤や金で文様を描き、もう一度低い温度で焼き付ける。この手間の多い工程が京都で磨かれたのは、それを買う人が京都にいたからです。
KYOPOの棚には、その伝統をそのまま継ぐ器と、まったく現代的な器が並びます。産地としての幅の広さが、そのまま会場の景色になります。詳しくは京焼・清水焼にまとめておりますので、ぜひご覧ください。
清水焼の郷まつりの回り方
- ① まず団地を一周する 買わずに一周します。会場は団地一帯で、端から順に見ると後半で力尽きます。全体を見てから戻るほうが、良い出会いに繋がります。
- ② 気になった器は戻らず決める 一点ものは、次に来たときにはありません。一周の途中で「これだ」と思ったものは、その場で決めるのが結果的に後悔が少ないです。
- ③ 作り手に土と釉薬を聞く 棚に立っているのは、多くの場合つくった本人です。何の土か、どう焼いたか。聞いた話は、家で使うたびに思い出します。
- ④ 高台を見る 裏返して高台を見ると、削りの丁寧さが分かります。京焼は絵に目が行きますが、裏側にこそ作り手の手が出ます。
陶器市の持ち物のおすすめ
- 現金 屋外のブースは現金のみのことがありますので、ご持参ください。
- リュック 団地一帯を歩きます。両手が空くほうが器を手に取りやすいです。
- 新聞紙かタオル 絵付けの器は口縁が欠けやすい部分です。梱包してくれますが、簡易な場合もあるので、包むものがあると安心です。
- 歩きやすい靴 山科の丘の上で、団地内にも坂があります。しっかり歩ける靴でお越しください。
- 羽織るもの 10月中旬の京都は、朝晩が冷えます。日中との差が大きいので一枚あると安心です。
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会期に行けない日も
KYOPOは年に三日だけです。その日に行けなくても、京都の作家がひとつずつ手でつくった器を、産地から直接お届けしています。作り手の名前がついているので、どんな人が作ったのかまで辿れます。
京都の器を見るFAQ
清水焼の郷まつり(KYOPO)に駐車場はありますか?
KYOPO(キョポ)とは何ですか?
三日間のうち、どの日に行くのがおすすめですか?
この記事の器を買う
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