せともの祭2026|歴史のある95回目の陶器まつり

せともの祭は、2026年9月12日(土)・13日(日)に、愛知県瀬戸市の瀬戸川沿いを中心に開かれます。今年で第95回。昭和7年に始まりました。
この祭りの中心は「せともの大廉売市」です。瀬戸川の両岸に廉売店がずらりと並び、全国最大の規模といわれています。年に一度、この2日間だけ川沿いがブースで埋まる国内最大級の陶器まつりです。
せともの祭2026の日程
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会期 | 2026年9月12日(土)午前9時〜午後6時 2026年9月13日(日)午前9時〜午後5時30分 |
| 回 | 第95回 |
| 中心会場 | 瀬戸川沿い(名鉄瀬戸線 尾張瀬戸駅周辺) |
せともの祭りは2日間だけです。10日間ある丹波や9日間の信楽と違って、日を選ぶ余地がありません。土曜か日曜のどちらかで、時間帯で混雑を避けることになります。
出店場所案内図・交通規制図は公式サイトで公開されています。出発前に必ず公式サイトでご確認ください。
せともの祭の会場は複数存在
せともの祭というと瀬戸川沿いの廉売市が有名ですが、市内の複数の場所で同時に催しが動いています。
| 場所 | 中身 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 瀬戸川沿い | せともの大廉売市。全国最大規模 | 数を見て、掘り出し物を探したい |
| せと末広町商店街 | ニコニコ広場ほか、商店街の催し | 街歩きとあわせて回りたい |
| 品野地区 | SETO品野クラフトフェア(第19回)と窯元廉売市 | 作家ものを落ち着いて選びたい |
川沿いは「量」、品野は「作家」です。廉売市は日用の器が大量に並ぶ場で、作り手の名前がついた一点ものを探すなら品野のクラフトフェアのほうが向いています。
さらに様々な展示会が期間中、街の中で開催されています。
ただし品野は市街地から離れています。川沿いから歩いて行ける距離ではありません。どちらかに決めて動き、車で移動することも視野に計画を立てられると良いです。
アクセス
| 手段 | ルート |
|---|---|
| 電車 | 名鉄瀬戸線 尾張瀬戸駅。駅を出てすぐが会場 |
| 名古屋から | 栄町駅から名鉄瀬戸線で終点 |
| 車(品野会場) | 品野陶磁器センター周辺。大駐車場1,000台 |
名古屋の中心から電車一本で終点まで行けます。尾張瀬戸駅を降りればもう会場なので、電車で行くかぎり迷う要素がありません。
せともの祭の駐車場事情
せともの祭に電車で行く方が良いか、車で行く方が良いかでお悩みの方も多くいらっしゃると思います。公式サイトでは「駐車場が少ないため、公共交通機関をご利用ください」と明記されています。
用意されている駐車場は、名鉄協商駐車場(尾張瀬戸駅西)、旧小川陶器店西側駐車場、瀬戸信用金庫栄町支店駐車場など、市街地に点在する小さなものです。2日間で大勢が集まる祭りにおいて、大混雑は間違いありません。そのため、
- 川沿いの廉売市が目的なら、電車で 名古屋から瀬戸線で終点。駅前が会場なので、スムーズに移動ができます。名古屋から1時間以内に移動できるのも利点です。
- 品野のクラフトフェアなら車が向きます 川沿いの廉売市と品野のクラフトフェア会場は距離がありますので、クラフトフェアまでまとめて回りたい場合、車が便利です。1,000台の大駐車場があります。
- 交通規制の範囲は必ず直前に確認してください 公式が案内図を出しています。年ごとに変わる部分ですので、車で訪問する際はぜひ事前にご確認ください。
せともの祭にいつ行くか
2日間しかないので、時間帯で選びます。
| 混む | 比較的すいている |
|---|---|
| 土曜・日曜とも11時〜15時 | 開場直後の午前中 |
| 日曜の午後 | 土曜の夕方 |
9月中旬の瀬戸は、まだ暑い日があります。川沿いは日陰が少なく、屋外を長く歩く前提の祭りです。水分と帽子を持って、午前中に主要な廉売店を見てしまうのが体力的にも確実です。
もうひとつ。廉売市は「たくさんの中から選ぶ」場です。目当てを決めずに来ると、量に押されて何も決まらないまま終わります。器種だけでも先に決めておくと歩き方が変わります。
瀬戸という産地について
瀬戸は日本六古窯のひとつです。やきものの代名詞である「せともの」という言葉は、この地名から生まれました。
六古窯のなかで瀬戸だけが特別なのは、中世の段階ですでに釉薬をかけた器を焼いていたことです。ほかの五産地が無釉の焼き締めを続けていたころ、瀬戸は灰釉や鉄釉をかけた器を作っていました。だから食器の産地として、そのまま近代まで続いています。
近世には織部や黄瀬戸といった、いまも名前が残る釉が生まれました。隣接する美濃と技法が連続しているのは、この時期に作り手が行き来したためです。
そしてもうひとつ、瀬戸には磁器の歴史があります。この祭りは、磁祖・加藤民吉の遺徳をたたえる産業祭として昭和7年に始まりました。九州で磁器の技術を学び、瀬戸に持ち帰った人物です。祭りの名前が「せともの祭」であって「瀬戸焼まつり」でないのは、そのような成り立ちによります。
産地の全体像は瀬戸焼に、隣の美濃との関係は美濃焼にまとめています。
せともの祭の回り方
- ① 尾張瀬戸駅に午前中に着く 駅前が会場です。まず川の片側を端まで歩いて、全体の量と価格帯をつかみます。
- ② 反対岸を戻りながら決める 同じ器が複数の店に出ていることがあります。一往復してから買うと、比べたうえで選べます。
- ③ 商店街に入る 商店街でショッピングと合わせて、街の催しを楽しみます。
- ④ 作家ものが目的なら品野へ 廉価市も非常に広く、品野との距離もあるので、どちらかをメインに決めて移動するのが望ましいです。
せともの祭の持ち物
- 現金 廉売店は現金のみのことがあります。予算を決めて、現金を持参しましょう。
- 大きめの手提げ 廉売市は数を買う場です。買った器を入れる袋を複数持っていきましょう。
- 新聞紙かタオル 包装が簡易なことがあります。器同士がぶつかると欠けが発生する可能性があるので、事前に緩衝になるものを準備しましょう。
- 帽子と水 9月中旬の川沿いは日陰が少なく、まだ暑い日がありますので要注意です。
- 歩きやすい靴 川の両岸を往復すると、それだけでかなりの距離になりますので、歩きやすい靴でご移動ください。
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会期に行けない日も
せともの祭は年に2日だけです。その日に行けなくても、全国の作家がひとつずつ手でつくった器を、産地から直接お届けしています。作り手の名前がついているので、どんな人が作ったのかまで辿れます。
作家の器を見るFAQ
せともの祭は毎年いつ開かれますか。
せともの祭は何がいちばんの見どころですか。
せともの祭には車と電車のどちらで行くべきですか。
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