笠間浪漫2026|春の陶炎祭とは違う、食と工芸の3日間

笠間芸術の森公園の芝生広場。青空と白い雲の下になだらかな緑の丘が広がり、手前には石畳の遊歩道と刈り込まれた生垣が続く

秋に行われる笠間の陶器市、それが、「笠間浪漫」です。笠間浪漫は、2026年10月10日(土)から12日(月・祝)まで、茨城県の笠間芸術の森公園で開かれます。今年で第15回です。

笠間には陶器市が年に2回あります。ゴールデンウィークの陶炎祭(ひまつり)と、秋の笠間浪漫。同じ公園を使いますが、性格がまったく違います。

陶炎祭(ひまつり)が約200軒を集める大規模な陶器のまつりであるのに対し、笠間浪漫は「食と工芸」を並べる催しです。器だけでなく、地元の食が同じ会場に出展します。

笠間浪漫2026の日程

項目 内容
会期 2026年10月10日(土)〜12日(月・祝)/3日間
回 第15回
会場 笠間芸術の森公園
主催 一般社団法人笠間観光協会

10月12日はスポーツの日です。3連休がまるごと会期なので、時間のある日に訪問しやすい日程になっています。

笠間芸術の森公園で様々な催し物が開催

笠間浪漫の3日間は、同じ公園で4つの催しが同時に動きます。それぞれ主催も会場も違い、合わせると100を超える店が並びます。入場は無料です。

催し 時間 中身
笠間浪漫 9:00〜17:00 笠間焼・木工クラフト・笠間の栗・農産物・グルメ
手づくりの森マルシェ 9:00〜17:00 イベント広場。ハンドメイドとワークショップ
クラフトギャザリング 9:00〜16:00 笠間工芸の丘。クラフト作家の出展
Big Band Picnic 9:30〜 野外ステージ。ビッグバンドの生演奏

レジャーシートを必ず持っていきましょう。午前に器を選び、買ったものを車に置いて、午後は芝生に座って演奏を聴く。笠間浪漫が「滞在して楽しむ」催しといわれるのは、このプログラムがあるからです。

入場は無料です(一部の体験は有料)。駐車場は約1,200台ぶんありますが、1日1台500円かかります。公園内には子ども向けの「あそびの杜」や、スケートボード・BMXができるムラサキパークかさまもあり、家族で来ても1日いられます。

陶炎祭とはどう違うのか

春の陶炎祭(ひまつり)との違いとしては、陶炎祭(ひまつり)が約200軒を集める大規模な窯元、作家ものの陶器のまつりであるのに対し、笠間浪漫は「食と工芸」を並べる催しです。秋の気候の中で、ゆっくり文化を楽しむ3日間を過ごせるのが、笠間浪漫の特徴です。

「たくさんの作家から器を選びたい」なら春の陶炎祭(ひまつり)、ゆったりとしたまさにロマン感じる気候の中で「ゆっくり過ごしたい」なら笠間浪漫がおすすめです。

項目 春・笠間の陶炎祭 秋・笠間浪漫
時期 毎年4月29日〜5月5日 10月上旬の3連休
規模 200軒以上。笠間最大 4つの催しで100店以上
入場 1日500円(18歳以下無料) 無料(駐車場は1日500円)
性格 器を探す。作家の数で選ぶ 食と工芸。滞在して楽しむ

「たくさんの作家から選びたい」ならひまつり、「ゆっくり過ごしたい」なら笠間浪漫です。どちらが上ということではなく、目的が違います。

笠間芸術の森公園へのアクセス

手段 ルート
電車 JR水戸線 笠間駅。会場までは徒歩またはバス
東京から JR常磐線 友部駅で水戸線に乗り換え
車 北関東自動車道 友部IC・笠間西IC

笠間芸術の森公園は広い公園で、駐車場が多くあります。駐車場には困ることなく止められるでしょう。ただし3連休の中日は集中します。午前中の早い時間に入るのが確実です。

笠間という産地について

笠間焼は江戸時代中期、信楽の陶工の指導で始まりました。もともとは甕や擂鉢を焼く、生活用品の産地です。

いまの笠間を特徴づけているのは、「これが笠間焼だ」という決まった様式がないことです。産地としての制約が緩く、戦後に全国から作り手が移り住みました。だから会場に並ぶ器は、粉引も焼締も染付もマットな現代的なものも混在します。

「笠間焼らしいもの」を探すと迷います。逆に「自分が好きなもの」を探す場としては、これほど幅の広い産地はありません。あなただけの好きな笠間焼を見つけてみて下さい。

産地の成り立ちは笠間焼に、隣の益子との関係は益子焼にまとめていますので、合わせてご参考ください。

二つの産地がなぜ正反対になったのかは益子焼と笠間焼の違いで比べています。笠間の作家の器は笠間焼の器からご覧いただけます。

笠間浪漫の回り方

  • ① 午前中に器を見る 音楽と食の人出は昼から。器を選ぶなら開場直後のまだ人も少なく、在庫も多いタイミングがおすすめです。
  • ② 作家の名前を控えておく 笠間は様式がないため、作り手の個性で選ぶ産地です。気に入った人の名前は記録しておくと、年に2回の陶器まつり以外の接点で、お気に入りの作家さまと会話ができる機会を作ることもできます。
  • ③ クラフトギャザリングは先に回る 16時で終わります。笠間工芸の丘まで足を延ばすつもりなら、ほかより先に組み込んでください。
  • ④ 午前は買い物、昼から食と音楽を楽しむ 笠間浪漫は幅広いコンテンツがあるイベントなので、午前で買い物を楽しみ、購入したものを車に置いて、午後は食事と音楽などを楽しみながら、ゆったりするのもおすすめです。

持ち物

  • 現金 屋外のブースは現金のみのことがありますので、ご持参ください。
  • 新聞紙かタオル 包装が簡易なことがあります。心配な場合は、簡単に補強できる緩衝材になるものを用意すると良いでしょう。
  • レジャーシート 芝生の公園です。食と音楽があるので、座れるとゆったり寛げます。必須アイテムです。
  • 歩きやすい靴 公園内ですが、歩くことが予想され、また芝生の上なども歩くことになるので、歩きやすい服がおすすめです。
  • 羽織もの 10月中旬の笠間は山間にあるため、朝晩は冷えます。体温調整ができる羽織ものはマストです。

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笠間の器を選ぶ

陶器市に行く前に

会期に行けない日も

会期は年に3日だけです。その日に行けなくても、全国の作家がひとつずつ手でつくった器を、産地から直接お届けしています。作り手の名前がついているので、どんな人が作ったのかまで辿れます。

作家の器を見る

FAQ

笠間浪漫はいつ開かれますか。
2026年は10月10日(土)から12日(月・祝)までの3日間、茨城県の笠間芸術の森公園で開かれます。今年で第15回です。
笠間浪漫と春の陶炎祭はどう違いますか。
陶炎祭は200軒以上が集まる笠間最大の市で、器を探す催しです。笠間浪漫は「食と工芸」がテーマで規模は小さく、滞在して楽しむ性格になります。
笠間と益子は同じ旅で回れますか。
2026年の秋は日程が重なりません。益子 秋の陶器市は10月31日から11月3日で、笠間浪漫の3週間後です。春なら陶炎祭と益子 春の陶器市がほぼ重なるので、2産地を一度に回るなら春です。

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